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2023年10月のBon Quish通信

2023.11.01

 みなさまこんにちは。おさかな料理の定期便Bon Quish商品開発担当の春山です。

 今月もBon Quishをご購入いただき、誠にありがとうございます! 

 もう今年も残すところ3カ月!時が過ぎるのが早くてびっくりしています。とはいえ食欲の秋、行楽の秋到来!今月も楽しいひと月をお過ごしくださいね。

今月の一押しメニュー

今月のBon Quishメニューイチオシは、和食!特に『北海道礼文島産 ほっけの塩焼き』と『大分県産 津久見ぶりと大根の煮物』は、史上最高の出来です!

 ほっけの塩焼きを湯せんで温めるなんて。。。と、初めての方は少し引いてしまうと思いますが、これがびっくり、湯せんで皮はパリッと身はふんわりと温まるのです!焼いてくださった財木商店さんという神戸の業者さんの技でもあるのですが、これはぜひ皆様にお楽しみいただきたい逸品。お好みで大根おろしやすだちを添えてどうぞ。

 また、ぶりと大根の煮物は、いわゆる『ぶり大根』ですが、ぶりの程よい脂とよく味が染みた大根がもうベストマッチで感動。試食したスタッフ全員、お箸が止まらず完食でした。津久見ぶりは、年間通じて安定した旨みと脂が味わえる人気のおさかなで、Bon Quishでは久々の登場です。少し肌寒くなった秋の夜長の晩酌に、ぜひお楽しみください。

Bon Quishの製造会社さまのご紹介

 さて今月は、Bon Quishのお料理を作っていただいている会社さまをご紹介します。

 藤井シェフが監修する洋食は、すべて、オリジナルレシピ。先生が起こしたレシピをもとに、まず先生に試作していただいた上で、製造工場にてサンプル製造後、商品化し、お客様のお手元にお届けします。

 洋食は、Bon Quishオープン後1年ほど、静岡県内の呉竹荘さまというホテルチェーンの会社さまに製造いただいていたのですが、今年7月からは、兵庫県内のレトハコさまにお願いしています。 このレトハコさまは、兵庫県や大阪府を中心に介護事業・警備事業を営む『プラスワンケアサポート株式会社』さまの新事業です。正直、事業形態からは冷凍総菜を作る姿が想像できず、最初お話を聞いた時は、頭の中が???だらけだったのですが、由来を聞いて納得。老人介護施設運営にあたり、お食事をその都度作るのではなく、前もって必要数量を製造、真空パックにして冷凍保管するようになり、そのノウハウを、冷凍総菜製造受託に活かすようになった、というわけです。

 Bon Quishはおさかな料理限定な故、製造時には毎回相当なご苦労をおかけしています。例えば、フライパンなら簡単にできるソテーも、大量生産で使うスチームコンベクションでは皮の焼き目がなかなかつかない、グリルすると魚が丸まってしまう、焼きすぎて固くなる、等々。。。そのご苦労とたくさんの工夫を拝見しに、Bon Quishスタッフ全員で、レトハコさまを訪問してきましたので、特別に裏側をお見せします!

 まず最初は、大阪府豊中市内にある、レトハコさまの『大阪ラボ』を訪問。ここは商品試作するラボだそうで、実際に使う急速冷凍機(ゼロカラといいます)やスチコンなど一式そろっていました。

 ゼロカラとは、アルコール凍結機で、振動させることでより早く冷凍できる優れた冷凍機。呉竹荘さまもゼロカラを使っているのですが、呉竹荘さまがゼロカラ導入時に参考にしたのが、なんとレトハコさまだったとか。ご縁にびっくりです。これがあるから、美味しさを損なわないまま、Bon Quishのお料理を皆様へお届けできます。

 続いて、兵庫県川西市内にある、『セントラルキッチン』へ移動。大阪ラボを出ること約30分、緑が豊かな山の中にありました。

 見てびっくり。老人介護施設の厨房が、セントラルキッチンでした。通常のお食事の製造ノウハウを活かした事業なので、言われればそうだよね、となるのですが、最初は驚きました。(自分の記憶力のなさに幻滅。。。)

 セントラルキッチン責任者の福島様にご案内いただき厨房へ。当日はちょうど、今回(10月分)のお料理を製造中!一つ一つ丁寧に製造いただいている姿に感動と感謝しかありませんでした。例えば。。。

 これは、『スズキのソテー 野菜の重ね焼き ソースアルベール』のスズキ。一度スチームコンベクションで焼いた後、仕上げに皮をバーナーで焼き、カリッと仕上げています。

 このトレーは焼く前の姿。一枚一枚、野菜を丁寧にカットし、1人分ずつ重ねてオーブンへ行きます。

 その後、焼き目をつけるために、野菜もバーナーで焼いていただけました。

 他、オオメマトウダイの黒オリーブ焼き用のタップナードソースは、ちょうど製造が終わり、個食パックに詰めている最中でした。1つ1つ、きちんと計量します。

 すべて詰め終わって出荷を待つ間は、専用の冷凍庫で保管されますが、警備事業も行っているだけあり、セキュリティ万全!安心してお任せできます。

 ちなみにおさかなは、サイズが均一になるよう、すべて福島様が手切りしています。福島様、本当にありがとうございます!

 Bon Quishは、国産の選りすぐりのおさかなをより美味しくお召し上がりいただけるよう、オリジナルメニューを月替わりでお届けしていますが、この製造会社さまのお力あってこそのBon Quishであることを、改めて実感しました。皆様も、ぜひ感じてくださいね。

 それでは来月のBon Quish通信でお目にかかることを楽しみにしています。

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