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財布別夫婦の家計整理ガイド|資産の“見える化”で安心を手に

「なんとなく別財布」のままで大丈夫?
共働き歴が長いDINKS夫婦や、子育てを終えた50代以上の夫婦にとって、「お金のこと」は意外と見直されないまま放置されがちです。
財布は別、お互いの資産状況はよく知らない、なんとなく家の支払いはどちらかがやっている…。そんな曖昧な状態のまま、老後が近づいているとしたら、少し注意が必要かもしれません。
人生100年時代と言われる今、家計を見える化し、未来に向けて安心できる“お金の土台”を整えることは、夫婦の心の安定にもつながります。
ここでは、難しい知識や専門的な手続きナシでできる「家計見直しの3ステップ」をご紹介します。
ステップ1:お金の“見える化”をする
まず最初にやるべきは、「どこに、いくらあるのか」「どんな支出があるのか」を“見える化”すること。
口座・証券・保険・毎月の引き落とし・サブスク…。家計に関わる情報を一覧にして、現状を把握するだけで、ずいぶん気持ちが楽になります。
夫婦で一緒に紙に書き出してもよし、家計管理アプリを使ってもよし。
このステップで大切なのは、「共有する」こと。相手のこれまでの支出を責めるような発言はお互いに慎むほうが得策です。
「知らなかった」「任せっきりだった」をお互いに責めるのではなく、今後の安心のために“対話を始める”ことに価値があります。
ステップ2:支出の役割分担をリセットする
長年の流れで自然にできあがった“支払いの担当表”は、意外と非効率だったり、どちらかに偏っていたりすることもあります。
たとえば、電気代・スマホ・食費・レジャー費などの細かな支出をリストアップし、「家計」「個人」「共通の楽しみ」に分類することで、支出の目的が明確になります。
このプロセスを経ることで、無理のない負担配分ができ、今後のライフスタイル設計にも役立ちます。
特に50代以降は「介護」「医療」「住まいの維持費」などのコストも視野に入れ、柔軟な話し合いができる体制を整えておきたいところです。
ステップ3:資産形成とリスクの“棚卸し”をする
最後のステップは、「これからどう備えるか」を考えること。
銀行預金だけでなく、投資信託、年金、保険、不動産なども含めて、お互いがどの程度の“金融資産”を持っているか、オープンに話し合ってみましょう。
資産形成が進んでいない場合でも、50代からでも間に合う選択肢はたくさんあります。
一方で、すでにある程度の資産を持っているご夫婦でも、「リスク分散できているか」「どちらかに偏っていないか」を見直すことで、老後の安心感はぐっと増します。
必要に応じて、ファイナンシャルプランナーへの相談も視野に入れてもいいかもしれません。
“お金の話”を“ふたりごと”にしていくことが、これからの夫婦生活の大きな支えになります。
一緒に考える家計は、「不安」ではなく「安心」になる
お金の話は、つい避けてしまいたくなるもの。でも、共働きで頑張ってきたふたりだからこそ、未来への備えも“ふたりで一緒に”整えていくことができます。
家計の見える化、支出のリセット、資産の棚卸し――この3ステップを通じて、「なんとなく不安だったお金のこと」が、少しずつ“安心材料”に変わっていくはずです。
老後に向けて、お金の話は“今だからこそ”できるチャンス。「今更…」と思うのではなく、今だからこそという気持ちで。
ぜひ、今のこのタイミングで、ご夫婦で家計と向き合ってみてくださいね。
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