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2025年9月のBon Quish LETTER

みなさまこんにちは!お魚料理のオンラインレストランBon Quish(ボンキッシュ)商品開発担当の春山です。
9月に入り、暦の上では秋ですね!と言ってもここ数年9月は残暑が厳しく、秋と言われてもピンとこない気候になりつつありますが・・・。
残暑が厳しくても、秋到来!そして秋と言えば食欲の秋(^^♪ 旬の食べ物が豊富で、何を食べようか迷ってしまう、嬉しい悩みが盛りだくさんのシーズン到来ですね。そして2025年も残り3カ月。時の流れの速さにただただ驚いていますが、ボンキッシュでは年末にかけても様々なメニューを準備中です。これからもぜひ楽しみにお待ちくださいね♪
イチオシ新商品のご紹介
さて今月もまずはイチオシ新商品のご紹介から。今月は、イノベーティブな中国料理で毎月新しい発見をくださる、シャウ・ウェイシェフ考案『長崎県産 サバの塩麹香辣漬け』です!
日本の食卓ではおなじみのサバ。サバの味噌煮や煮付け、塩焼き、一夜干し、しめさば等々、たくさんのメニューがありますね。ボンキッシュが始まった2021~2022年は、宮城県のブランド魚・金華サバを使うことが多かったのですが、2023年後半から、海洋環境変化の影響からか、いいサイズの金華サバが姿を消してしまいまして使うことができず(泣)。あれこれ探した結果、現在は長崎県産のサバを使っています。金華サバはもちろん美味しいのですが、この長崎県産のサバも脂がしっかりのっていて、体も大きく、食べ応えがあるんですよね。
そんな日本のソウルフードともいえるサバを、シャウ・ウェイシェフが中国料理テイストに仕上げたのが、今月のオススメメニューです。『香辣(シャンラー)』とは、主に中国・湖南地方の料理に用いられる表現で、『唐辛子による香り高い辛さ』のこと。本場では発酵食品やハーブと組み合わせることで、独特の風味を出すそうです。ちなみに似たような表現の『麻辣(マーラー)』は、四川料理で用いられ、花山椒(ホワジャオ)によるしびれる辛さのことを指します。同じ辛味でも表現が異なるんですね。
今回のお料理は、アクセントに花山椒を少し入れていますが、基本はたくさんの唐辛子粉。ここにクミンや五香粉などを混ぜ合わせ、日本ならではの発酵調味料・塩麹を合わせてペースト状にした漬けだれで、サバを一晩しっかりと寝かせて味を染み込ませています。上海出身ならではのシャウ・ウェイシェフの十八番、湖南料理をぜひお楽しみ下さい。
なおボンキッシュでは辛さ控えめにしていますが、シャウ・ウェイシェフ曰くもっと辛いほうがいいとのこと(汗)。辛味がお好きな方は、お手持ちの一味か七味を追加してくださいね。
今月のトピックス
続いて今月のトピックスは、8月1日(金)にお知らせした、商品の湯せん時間変更に関する解説をお届けします。
冷凍で届くボンキッシュのお料理は、必ず販売前にスタッフにてサンプル品を所定時間で解凍し、美味しくお召し上がりいただけるかを確認しています。お客さまにお届けするものと同様のサンプル品を、お客さまがご家庭で解凍するように、スタッフが自宅でそれぞれ試しているんです(私もやっています!)。だいたいは大丈夫なのですが、たまにあるのが、魚の厚みが想定以上に立派で、所定解凍時間ではややぬるく仕上がってしまうケース。この場合適切な解凍時間へ修正し、販売しています。
このようにお客さまに一番美味しい状態でお召し上がりいただけるように解凍時間を設定していたのですが、最近とあるお客さまから、『湯せん商品はぬるいことが多く、湯せん後にお皿に移して、仕上げに1-2分レンチンすると温かく美味しく食べられるんだよ~仲間内では、これ裏技なんだよね(^^♪』とお聞きしまして、びっくりΣ(゚д゚lll)ガーン。湯せんだけでは足りず、そんなお手間をかけていたとは。。。。。しかも裏技になっているとは(泣)
たった一人のお客さまのご意見は、背後に100人同様のお客さまがいると昔から言われていますが、それに照らし合わせれば、湯せん後にわざわざレンチンしている方が多数いらっしゃる可能性があり、これはマズイとスタッフで急遽対策を検討しました。
まずボンキッシュでは、湯せん方法に関して、このように記載しています。

この、『再沸騰後』がポイントでして、商品をお湯に入れると、いくら沸騰していてもやはり最初は温度が下がってしまいます。商品のサイズにもよりますが、再沸騰までにはだいたい約1分かかるんですよね。なので、再沸騰のタイミングから計測して湯せん時間を決めているのですが、もしかすると、お客さまによっては再沸騰まで待てない方もいらっしゃるのではないかとなりました。
また、ご家庭のコンロやご利用のお鍋の形状、外気温等によっても沸騰度合いは変わるので、きちんと再沸騰後の時間を測っていただいているにも関わらず、所定の湯せん時間では足りずに、ぬるいままお召し上がりいただいている方も一定数いらっしゃるのではという結論に。
これらを解消すべく、今回ご案内した通り、販売中の湯せん商品に関しては、過去ご案内していた湯せん時間数から1分追加することにいたしました。今後お召し上がりの際は、QRコードの商品ページの湯せん時間数で温めていただけると幸いです。
たかが1分、されど1分。この差が美味しさの分岐点。便利に簡単に、より美味しくお召し上がりいただけるよう、ボンキッシュでは日々改善に取り組んでいます。万が一ぜんぜん足りないよ~やっぱり追いレンチンしちゃうよ~(泣)となった場合は、いつでもお問い合わせフォームからご連絡ください!!改めて対策を検討しますm(__)m
ボンキッシュ人気メニューランキング(2025年7月分)
それでは毎月恒例、復活!ボンキッシュ人気メニューランキング(2025年7月分)をお届けします!
第1位 静岡県産 びんちょうまぐろのカツレツ<和食>☆5月新作
第2位 長崎県産 真鯛のロースト クリームソース 山椒添え<洋食>☆復刻版
第3位 長崎県産 あじの照り焼きつくね<和食>☆7月新作
第4位 三陸産 さくら真鱈の香草パン粉焼き ピストーソース<洋食>☆6月新作
第5位 静岡県産 ビンチョウマグロのカシューナッツ炒め<中華>☆7月新作
7月は和洋中バランスのいいランキングになりました。まず栄えある第1位は、近藤シェフ特製のびんちょうまぐろのカツレツでした!今年5月販売以来、5月は第3位、6月は第2位とじわじわ注文数を伸ばし、この7月に晴れて第1位に!!近藤シェフと製造工場の矢田健商店さんが泣いて喜びます!以前のボンキッシュレターで美味しさのヒミツを特集しましたが、びんちょうまぐろを2枚貼り合わせて揚げているのがポイント。付属のタルタルソースの他、ご自宅の粗塩でいただくのもおすすめ。カツサンドにしても美味しいですね。お好みのお召し上がり方を見つけてください!
第2位はなんと復刻版のフレンチメニューがランクイン。藤井シェフびっくりすると思います(笑)。真鯛の滑らかさと風味をクリームソースが引き立てつつ、ソースにいれた山椒のアクセントがたまらない逸品。2024年5月旧定期便メニューの一つなのですが、確かに当時も人気でした。ソースは比較的多めに入れてあるので、余ったらバゲットや温野菜につけて二度楽しんでください♪
そして第3位はまたまた和食、6月の新作がランクイン!近藤シェフ、嬉しくて小躍りしちゃうかも。このメニューは、試作会であまりの美味しさに一同びっくりしたことを覚えています。シェフの試作品と同様に、食感はふんわりしつつも大葉と生姜のアクセントがあじの旨味を引き立てていますよね。照り焼きのタレもちょうどいい甘さ。実はこのあじは、現在販売中の『長崎県産 アジフィレのフライ』と同じあじを丁寧にたたいて作っているんです。おいしいわけだ。。。ボリューミーな商品なので、湯せんに少々お時間をいただきますが、じんわり温めることであのつくねの食感が保たれます。まだの方、ぜひこの美味しさをご体験ください!
雑誌掲載のお知らせ
最後に一点お知らせです。1977年創刊の歴史ある雑誌『クロワッサン(マガジンハウス社)』8月8日発売号に見開き2ページでボンキッシュが特集されました!同じ記事はクロワッサンオンラインでも掲載されているので、紙面をご覧になっていない方は、オンライン版をチェックしてみてくださいね。イラストレーターで手工芸作家の堀川 波さんに商品をお召し上がりいただいた様子が掲載されています♪
来月のイチオシメニュー
来月のイチオシメニューは、洋食・藤井シェフ考案『三陸産 さくら真鱈のソテー モロッコ風ザアルーク』です!『ザアルーク』って皆さんご存じですか?私は今回初めて知りました!ボンキッシュでおなじみのさくら真鱈がオリエンタルな雰囲気のお料理に変身。味付けの由来含め、来月のボンキッシュレターでご紹介しますので、ぜひ楽しみにされていてください!ちなみにこれ、サンプル品一発合格、関係者全員満点を出したお料理。藤井シェフ大絶賛の仕上りです(^^♪
それでは今月も最後までお読みいただきありがとうございました!
来月もボンキッシュレターでお目にかかることを楽しみにしています♪
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