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2025年10月のBon Quish LETTER

2025.11.01

 みなさまこんにちは!お魚料理のオンラインレストランBon Quish(ボンキッシュ)商品開発担当の春山です。

 記録的猛暑となった夏が終わり、少しずつ秋の気配が感じられる10月になりました(といってもこれを書いているのは9月なので、まだまだ残暑のさなかにいますが。苦笑。。。) 。今年の夏はとにかく暑くて寝苦しい日々が続きましたが、少しずつ暑さが和らぐとぐっすり眠れるようにもなりますね。どうか夏の疲れを、良質な睡眠とおいしいボンキッシュで癒してください!

 さて、ボンキッシュはこの10月で「お魚料理の選べるサブスク」へリニューアルしてから1年を迎えることができました。リニューアル後、システム上の課題やサービス品質の面でお客さまにご迷惑をおかけすることがあり、その都度改善を重ねてまいりました。まだまだ行き届かない点があるかとは思いますが、少しでも気持ちよくお魚料理をお楽しみいただけるよう、これからもスタッフ一同サービス向上に努めてまいります。どうぞよろしくお願いします!

イチオシ新商品のご紹介

 では、今月もまずはイチオシ新商品のご紹介から。今月は、先月予告した藤井シェフの新作、『三陸産 さくら真鱈のソテー モロッコ風ザアルーク』です。
 さくら真鱈は以前もボンキッシュレターでご紹介しましたが、主に宮城県沖で獲れる一定の条件を満たした上質な真鱈で、煮ても焼いても、ほろっほろの柔らかい繊細な身が特徴の真鱈。ボンキッシュでは和洋中オールマイティに登場しています。各シェフには毎度スタッフでは思いつかない組み合わせのお料理を考案していただいていますが、今回ももれなく初めて聞くお料理名で登場です!
 『ザアルーク』というお料理、皆さまご存じですか?私は当然初耳、文字を見ても想像がつかず。試作会で出てきたお料理は、一見普通のトマトペーストとさくら真鱈のソテーなのですが、口に入れると何ともオリエンタルながらもさくら真鱈の繊細な身とマッチする上品な仕上がりで、出席者全員大絶賛でした。
 藤井シェフによると、『ザアルーク』とは、モロッコ料理の家庭料理の一つで、焼いたナスをトマトやスパイスと混ぜ合わせてペースト状にしたもの。ホットサラダとしてそのまま食べるのもアリですが、一般的にはパンのディップとして食されるそうです。
 モロッコのナスは、日本のナスと異なり、固い皮と種の多さが特徴で、あくも強いとのこと。なので、日本で作るよりも現地のザアルークは食感がしっかりとしていて、少々くせが強めになるそうです。現地のものもいつか食べてみたいですね。
 藤井シェフの尽きることがないアイディアに改めて脱帽した今回の新作、ぜひご自宅でお楽しみください!

2025年度上半期(4月~8月)の総合人気ランキング

 続いて今月の特集は、毎月ご案内している注文人気ランキング拡大版!
2025年度上半期(4月~8月)の総合人気ランキングをお届けします!みなさまが召し上がったメニューは入っていますでしょうか?


2025年度上半期(4月~8月)の総合人気ランキング

  1. 静岡県産 びんちょうまぐろのカツレツ(和食・2025年5月新作)
  2. 長崎県産 真鯛のロースト クリームソース 山椒添え(洋食・復刻版)
  3. 三陸産 さくら真鱈の香草パン粉焼き ピストーソース(洋食・2025年6月新作)
  4. ボンキッシュの海鮮八宝菜(中華・2024年10月登場)
  5. 大分県津久見市産 ぶりの照り焼き(和食・2024年10月登場)
  6. 福島県産 スズキのアクアパッツァ(洋食・2025年5月新作)※現在は宮城県産
  7. 福島県産 ヤリイカのガーリックオイル炒め バジル風味(洋食・2025年4月新作)
  8. 三陸産 さくら真鱈とクレソンの上海式とろみスープ(中華・2025年5月)
  9. 鳥取県境港市産 カニクリームコロッケ(洋食・2025年10月登場)
  10. 熊本県産 芝海老入り蓮餅の揚げだし(和食・2025年4月新作)

静岡県産 びんちょうまぐろのカツレツ

 栄えある第一位をゲットしたのは、和食の巨匠・近藤シェフの力作『静岡県産 びんちょうまぐろのカツレツ』でした!しかもダントツの1位!!皆様に極上のマグロカツレツを堪能いただけて大変嬉しいです。近藤シェフもめちゃめちゃ喜んでいます。あのお料理は、シェフのレシピはもちろんのこと、製造会社の矢田健商店さまの機転の利いた工夫により仕上がったお料理。レンチンで手軽に味わえて、アレンジも無限大。お夕食の献立にあと1品入れたいな、という時にも便利なメニューですね。

三陸産 さくら真鱈の香草パン粉焼き ピストーソース

 第二位と第三位は、洋食・藤井シェフのメニューがランクイン。ボンキッシュが始まって以来、開発メニューは約320種類、うち藤井シェフには約120種類 のメニューを開発いただいているのですが(シェフありがとうございますm(__)m)、1970年代にフランスのミシュラン店で研鑽を積んだ実力をお持ちなだけあり、本格的なフランス料理をベースに、現代風にアレンジを利かせたメニューまで幅が広く、実はサブスク会員さまでも固定ファンが多い藤井シェフ。その中でもやはり人気はフレンチの王道ソースを使ったお料理でした。ちなみに10位まで見てみると、フレンチは特に白身魚が人気のようです。

ボンキッシュの海鮮八宝菜

 第四位は中華・西尾シェフの『海鮮八宝菜』。八宝菜は一見自宅でも簡単に調理できそうなメニューではあるのですが、西尾シェフの絶妙な味加減はとても自分ではマネできず。。。同じオイスターソースを使ってもなぜこんなに味が違うんだろう?と思ってしまいますが、中華の定番だからこそ、シェフの技が光りますね。
 第五位は和食・近藤シェフの『大分県津久見市産 ぶりの照り焼き』。第四位に続き、定番のお料理がランクイン。これはもう鉄板メニューです。肉厚で濃厚な津久見ぶりと少し甘めの照り焼きタレが絶妙なバランスのお料理。ボンキッシュがスタートして以来の人気メニューです。今年の異常気象影響でぶりの生育が悪く現在欠品しており、お客さまにはご不便とご迷惑をおかけし誠に申し訳ないのですが、12月には再販できる見通しなので、もう少しの間、ぶりの成長にお時間をいただけますと大変幸いです。

 トップ10の分布は、和食3メニュー、洋食5メニュー、中華2メニューでした。ボンキッシュは、魚料理の定番(煮魚・焼き魚・お刺身)を覆すお料理を提供し、新しい魚料理にチャレンジし続けることをコンセプトの一つにしていますが、日常ではなかなか作れない洋食に人気が集中しているのを見ると、ボンキッシュのコンセプトが少しずつご理解いただけているのかなと感じました。
 シェフ曰く、魚、しかも国産に限定した魚料理を提供することは、なかなかハードルが高いそう。実はシェフ自身が初めて考案・チャレンジするメニューも多くあり、内心不安なこともあるとのこと(凄腕シェフも人間なんです。。。(;^_^A)。販売状況やお客さまからのご感想をシェフへ報告すると、大変喜んでくださり、次のメニュー開発への活力となるようです。これからも、皆さまからの『おいしい!』をいただけるよう、シェフ・製造会社・スタッフ一同力を尽くしていきます。どうかこれからもボンキッシュをよろしくお願いします!

来月のイチオシメニュー

 最後に来月のイチオシメニューをご紹介します。来月は、和食・近藤シェフ考案『長崎県産 真鯛の有馬煮』です。山椒を効かせた甘目のタレが、真鯛のふんわりとした上質な身を引き立てる、かなり上品なお料理に仕上がりました。我ながら割烹でも出せるのではないかと思うくらいのレベルです。さすがに来月はもう肌寒いはずなので、熱燗と合わせていただくのもおすすめ。熱燗が山椒の香りと真鯛の上質な旨味をぐっと引き立てます。ぜひ楽しみにされてくださいね。

 それでは今月も最後までお読みいただきありがとうございました!
 来月もボンキッシュレターでお目にかかることを楽しみにしています♪


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