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メヒカリの人気レシピ7選|作る時にも、買う時にも役立つヒント
メヒカリは小ぶりながら、身はしっとりと脂がのっていて、どんな調理も“想像の上”に来るおいしさです。まずは「メヒカリの魅力」をチェック!

ここでは、メヒカリ料理の中から、「本当に美味しい」「失敗しない」「手順が少ない」。そんな料理だけを厳選して紹介します。自分で作るもよし、お惣菜で見つけたときに買ってみるもよし。メヒカリのおいしさをぜひ味わってみてください。
王道のカラッと唐揚げ(初心者でも成功できる♪)
メヒカリといえばまずはこれ!外はカリッ、中はほろっと柔らかで、旨味がギュッと濃縮される鉄板料理です。
ポイントは「余分な水分をしっかり拭く」こと。片栗粉を薄くまぶすだけで、揚がり方が軽く仕上がりますよ。にんにく醤油や塩味など、好みでアレンジOK。すだちやレモンを添えると、脂の甘さがぐっと引き立ちます。

サッと揚げ焼き(油少なめでヘルシー)
唐揚げよりもっと手軽。フライパンで浅めの油で揚げ焼きにすると、皮はパリッ、身はふんわりのバランスが最高です。火が通りやすいので、忙しい日にも重宝するメニューでもあります。
味付け例:
- 塩+ブラックペッパー
- カレー塩
- 青のり塩(メヒカリと相性抜群!)
和食にも洋食にも合う万能メニューなのでぜひお試しください。
シンプル塩焼き(脂がのった個体限定のごほうび)
脂のりがよい大ぶりのメヒカリなら、塩焼きにすると別格。皮に軽く切り込みを入れて焼くだけで、香ばしさと甘い脂がじゅわっと広がります。
ポイント
- 水気を取る
- 表面にごく軽く塩をふる
- 弱火〜中火でじっくり焼く
「唐揚げの魚」というイメージが変わる、とっておきの食べ方ですので、大ぶりのメヒカリが手に入ったときにぜひお試しください。
メヒカリ南蛮(作り置きOKで箸が止まらない)
メヒカリは小骨がやわらかいので、丸ごと南蛮漬けに最適。揚げたメヒカリを、玉ねぎ・にんじんの甘酢にジュッと浸せば完成!
こんな方におすすめ:
- お弁当にも使いたい
- 常備菜が欲しい
- 酸味のある料理が好き
冷蔵で2〜3日ほど美味しく楽しめますので、常備菜としてもおすすめです。
酢じめ(しっとり優しい海のオツマミ)
メヒカリは身がやわらかく、刺身よりも「酢じめ」や「昆布締め」が向く魚。三枚におろして軽く塩をふり、酢でしめて冷蔵庫で1〜3時間寝かせます。皮が薄く、酢でしめると自然にペロッとはがれるのも特徴。
クセがなく、香りもよいので、白ワインや日本酒と相性が抜群です!
小さく開いて一夜干し(旨味が濃縮されます)
メヒカリは干物と相性が抜群!開いて軽く塩をふり、冷蔵庫で半日〜一晩乾かすだけで完成します。
焼くと脂がじゅわっと溶け、白ごはんとの相性がとんでもなく良いごちそうに。市販の干物より“自家製の方が美味しい”と感じる人が多いほど、家庭でも成功しやすい干物です。
味噌焼き・柚庵焼き(簡単だけど料亭の味)
下味に漬け込んで焼くだけの“ほったらかし料理”。小さめの魚だからこそ、味がスッと入って上品に仕上がります。漬け時間は30分〜1時間でOKです。
味付け例:
- 味噌+みりん+酒
- 醤油+みりん+柚子皮
- 酒粕+味噌(絶品!)
まとめ:メヒカリは家庭料理の【即戦力】
メヒカリは、わたしたちが思う以上に扱いやすく、どんな料理でもしっとり柔らかく仕上がる万能な魚。火の通りが早く時短にもなり、手軽さと美味しさを兼ね備えています。
深海魚らしい濃い旨味と、丸ごと使える気軽さは、家庭料理にぴったりの魅力。一度調理すれば、その扱いやすさと美味しさに必ず驚くはずです。
参考文献
・藤原昌高(2010)『からだにおいしい 魚の便利帳』高橋書店
・西潟正人(2020)『改訂新版 日本産 魚料理大全』緑書房
・島津修(2018)『いちばんくわしい 魚のおろし方と料理』成美堂出版
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