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共働き夫婦のための家計管理術|50代から備える“ゆるく一元化”

2025.08.07

「財布は別」でも、このままで大丈夫?

長年連れ添ってきた共働き夫婦やDINKS夫婦の中には、お互いの財布を別にして家計をやりくりしている方も多いのではないでしょうか。仕事もプライベートも自立していて、お金の自由度も高い。そんな今のスタイルに特に不便を感じていないからこそ、変えるきっかけもない——。

けれど、50代が近づくにつれて、ふと「このままでいいのかな?」という気持ちが芽生えることも。たとえば、老後の資産がいくらあるのか、どちらかが働けなくなったらどうするか。そんな不安が見えてきたとき、「お金のこと、もう少し共有した方がいいのかも」と思うようになるものです。

今回は、これまでの“財布別生活”をベースにしながら、無理なくふたりで備えるための「ゆるく一元化」する方法をご紹介します。

見落としがちな“財布別”の落とし穴

共働き夫婦にとって「財布を別にしておく」ことは自由で快適な方法ですが、気づかないうちにこんな落とし穴が潜んでいることもあります。

たとえば、お互いの支出や貯蓄状況が見えにくいため、もしどちらかが予想外の支出をしていたり、逆に貯蓄がまったくできていなかったとしても、なかなか気づけません。また、収入や働き方に変化があったとき、生活費の分担バランスが崩れてしまうと、不公平感や不安が生まれる原因にもなります。

何より、老後に向けての資産形成や相続の話をしようと思ったとき、「何がどこに、いくらあるのか」が把握できていないと、準備すら始められないことも。今はまだ必要を感じていなくても、いずれ直面する課題だからこそ、早めに「ゆるく共有」する習慣を持つことが安心への一歩になります。

“ゆるく一元化”を始めるための3ステップ

これまで築いてきたふたりの生活スタイルを大きく変える必要はありません。ほんの少しの工夫で、気持ちも家計も、ぐっと整いやすくなります。

ステップ①:まずは「共有口座」を1つ持つ

最初におすすめなのは、ふたりで使う共通の支出だけを管理する口座を一つつくること。家賃や水道光熱費、食費など、生活にかかる固定費をこの口座から引き落とすようにすると、それだけで家計の全体像がつかみやすくなります。

お小遣いの範囲はこれまで通り別管理にしてもOK。お互いの自由はキープしたまま、“共同で守るべき家計”だけを見える化できる仕組みです。

ステップ②:「支出の見える化」で価値観のズレを減らす

共有口座を使い始めたら、次は支出の中身を可視化してみましょう。家計簿アプリやスプレッドシートを使って、何にどれだけ使っているのかを記録していくことで、話し合いのきっかけにもなります。

「誰が何に使ったか」よりも「ふたりで何にお金を使っているか」という視点に変わると、家計を“個人の責任”ではなく、“チームの共同プロジェクト”として捉えられるようになります。

ステップ③:「月1夫婦会議」でお金の話をカジュアルに

月に一度、短時間でも「家計について話す日」を決めておくと、お金の話がしやすくなります。「使いすぎた」「無駄が多い」といった反省会ではなく、「今月は食費を抑えられたね」「旅行の積立どうする?」といった前向きなコミュニケーションを重ねていくのがポイント。

これが続いてくると、将来のライフプラン(リフォーム、セカンドライフ、相続など)も自然と話題にしやすくなっていきます。

資産の共有が、信頼の土台になる

“もしもの時”に困らないよう、ある程度お互いの資産状況を把握しておくことも大切です。

実際には、銀行口座、証券、保険、年金など、意外と細かくバラけていて、自分でも整理できていないことも少なくありません。そんなときは、「資産リスト」を作ってみるのがおすすめです。紙でもアプリでも構いません。使いやすい方法で一度棚卸しをして、お互いにざっくり把握しておくだけでも安心感がまったく違います。

「見える化=信頼の積み重ね」。これが将来の安心にもつながります。

未来を考えるからこそ、いま“ゆるく整える”

お金の話をすることは、時に気が重く感じられるもの。でも、「共有=制限」ではなく、「共有=安心」と捉えれば、会話のトーンもぐっと軽やかになります。

完全に家計を一つにまとめる必要はありません。ふたりの性格や働き方に合わせて、少しずつ。支出の中で共有したい部分だけでもOK。大切なのは、お金の流れを「ふたりで一緒に」意識すること。

忙しい日々の中でも、家計が整っていることは、心にも時間にも余裕をもたらしてくれます。そして何より、自分たちの将来にちゃんと向き合えているという、ゆるぎない安心感を育ててくれるはずです。


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