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寒くなると食事を変えたくなる理由|冬に体が求める“温かい食べ方”とは

2025.12.17

寒くなると、冷たい飲み物より温かいお茶を選びたくなったり、さっぱりした料理より、煮物や汁物が恋しくなったりします。それは気分の問題ではなく、体が自然に「冬の食事」へと切り替わっているサイン。季節に合わせて食事を変えたくなるのは、私たちの体に備わった、とても合理的な反応なのです。

寒くなると、なぜ食事を変えたくなるのか

気温が下がると、体は体温を保つために多くのエネルギーを使います。
その結果、

・体を内側から温めてくれるもの
・消化に負担の少ないもの

を自然と求めるようになります。

夏と同じ食事をしていると、「なんとなく冷える」「疲れが抜けにくい」と感じやすくなるのもこのためです。寒くなると食事を変えたくなるのは、体が季節に適応しようとしている、ごく自然な反応なのです。

冬の食事は「体を温める」がキーワード

冬の食事で意識したいのは、栄養バランスよりもまず温度。温かい汁物や煮込み料理は、食べた瞬間から体を温めてくれます。だしの効いたスープや味噌汁、じっくり火を通した野菜料理は、胃腸に負担をかけにくく、冬の体にやさしい食べ方。

「何を食べるか」だけでなく、「どんな状態で食べるか」も、冬の食事では大切なポイントです。

日本の食文化は、寒さとの付き合い方が上手だった

鍋料理、煮物、発酵食品。日本の冬の定番料理は、どれも体を温める工夫に満ちています。季節ごとに食事を変えることは、特別な健康法ではなく、暮らしの知恵。

冬至をはじめとした季節の節目も、「寒い時期をどう乗り切るか」を考えるために生まれた習慣でした。

日本の食文化は、寒さを我慢するのではなく、食事で調整するという発想を大切にしてきたのです。

忙しい毎日でもできる、冬の食事の整え方

冬の食事は、完璧を目指さなくて大丈夫。忙しい日々の中では、「一品だけ温かいものを足す」それだけでも、体の感じ方は変わります。

たとえば、

・お惣菜に温かいスープを添える
・レンジで温め直してから食べる
・冷たい飲み物を避ける

こうした小さな工夫でも、十分に“冬仕様”です。

食事を変えると、冬の過ごしやすさが変わる

寒い季節に不調を感じやすいのは、体が季節の変化についていけていないサインかもしれません。食事を少し変えるだけで、冷えにくくなったり、疲れが残りにくくなったり。

冬は、がんばる季節ではなく、整えながら過ごす季節。寒くなると食事を変えたくなる感覚を大切にしながら、無理のない冬の暮らしを楽しんでいきたいですね。

寒さ厳しい冬の京都で愛される、体の芯まで温まる味わい

ボンキッシュのお魚料理の中から、寒い時期にぴったりのお料理【大分県産 津久見ぶりのかぶら蒸し】をご紹介します。

大分県産 津久見ぶりのかぶら蒸し

脂がのった大分県産津久見ぶりを、京都の冬の風物詩「かぶら蒸し」に仕立てました。かぶら蒸しは、すりおろしたかぶらの白さを雪に見立てた、風流な日本料理で、懐石の席などでも親しまれています。近藤シェフ特製のべっこう餡が全体をやわらかく包み込み、口の中でぶりとかぶらの繊細な旨味が広がります。寒さ厳しい冬の京都で愛される、体の芯まで温まる味わいを、ぜひご自宅でお楽しみください。


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