Topics トピックス

2024年4月のBon Quish 通信

2024.05.01

 みなさま、こんにちは!おさかな料理の定期便Bon Quish商品開発担当の春山です。

 今月もBon Quishをご購入いただき、誠にありがとうございます!4月から、新生活をスタートされた方も多いのではないでしょうか。新しいことが始まるワクワクする季節にも、おいしいBon Quishをお楽しみくださいね。

 さて、今年1月よりスタートした『Bon Quish人気メニュー投票』ですが、想定を大きく超えるお客様からご投票いただきました!本当にありがとうございます!!スタッフ一同、たくさんのおハガキと暖かいお言葉すべてに目を通し、感謝感激の涙でした。

 せっかくご投票いただいたので、結果は、毎月Bon Quish通信でご報告したいと思います。ただ印刷の都合上、4か月後の発表になってしまいますが、少し長い目で見届けていただけますとうれしいです。

Bon Quish人気メニュー投票(1月分定期メニュー)

第1位:鳥取県境港市産 カニクリームコロッケ香草マヨネーズソース(洋食)
第2位:三陸産 さくら真鱈の季節野菜和風あんかけ(和食)、鹿児島県産 薩摩赤エビの唐揚げ マヨネーズソース(中華) ※同票2位
第3位:北海道産 ホタテとブロッコリーのさっぱり中華炒め(中華)

 僅差でしたが、カニクリームコロッケが1位になりました!このコロッケ、実は結構苦労してまして、クリームのとろとろ感とベニズワイカニの風味のバランスをとったり、衣の油っぽさをなくすのに試行錯誤したり。。。。もちろんどのメニューも、毎月それぞれ苦労はあるのですが(笑)、この8品の中では難易度が高かったお料理なので、うれしいです!

 そして和食・洋食・中華と見事にバランスされた結果となり、色々なお料理をお楽しみいただけていることもわかりました。さくら真鱈の和風あんかけは白いご飯に乗せてあんかけ丼にされたとのメッセージも。確かにおいしそう!

 また、全部おいしかった!と8品すべてにチェックいただく方もいらっしゃって、本当に驚きました。最高評価ありがとうございます!

 ホタテに少し砂のようなものが入っていたとのコメントもいただきました。申し訳ありません。おさかなの品質には十分注意しているのですが、改めて製造過程での確認をしたいと思います。 皆様からいただいた結果は、今後のメニュー構成検討に生かしていきますね。超人気メニューセットもあったらいいなとか、色々と夢が広がっています。来月のBon Quish通信では、2024年2月分投票結果をお知らせ予定。どうぞお楽しみに!

産地訪問・島根県出雲市

 さて今月のTopicsは、久々に産地訪問のご報告。昨年11月に訪問した、島根県出雲市周辺の様子をお届けします。

 11月と言えば、出雲が一番混みあう時期。皆様もよくご存じの、出雲大社に全国の八百万の神様が大集合する『神在祭』開催シーズン。そんな貴重なタイミングでの訪問でした。

 まず訪問したのは、『渡邊水産』さま。3代続く水産加工会社です。当日は3代目の娘さまにご案内いただいたのですが、ここの一押しは、『美人干物』!原材料は旬の一番おいしい時期に日本海で獲れた魚と、海洋深層水を精製した塩のみ。ここに職人の技が加わり、高品質な干物が出来上がるそうで、香りが高く、焼く前も後も美しいと評判です。

 工場を見学した時は、ちょうどノドグロを捌いているタイミングだったのですが、驚いたのは、生魚を扱っているのに生臭くなかったこと。常日頃から衛生管理を徹底されているからこその工場で、本当に驚きました。

 試食では、ササカレイ・アジ燻製・レンコダイをいただいたのですが、どれもオーブントースターで焼き上げてもドリップが出ず、ふんわりとした仕上がり。絶品でした。Bon Quishでも今後、商品をお届けできたらいいなと思う素敵な水産加工会社さまでした。

 続いての訪問先は、『ふるかわ』さま。毎月Bon Quishの中華メニューを作ってくださっている会社さまで、やっとお伺いすることができました!ふるかわさまは、仕出し弁当やおせち料理製造が本業ですが、中華メニュー製造をお願いしたところ、快くお引き受けいただき、毎月西尾シェフのメニューを再現してくださっています。

 中華料理は、比較的工程が少ないと思いきや、いざ湯せん前提の商品を作ると、意外と難易度が高く、水が出すぎたり、味が落ち着かなかったり、野菜が想像以上にしなったり。。。毎月色々と課題が出るのですが、古川社長のチャレンジ精神にいつも助けていただいています。

 工場見学と製造上の課題をディスカッション後、お惣菜とお弁当のお店『おいしさ工房ふるかわ』を見学しましたが、出雲の食材をふんだんにつかったお料理の数々が素晴らしく、見学中もご近所の方が次々と訪れ、今夜のお夕飯を買っていました。地元に愛され続けるお店で、古川社長のお人柄あふれるあたたかいお店でした。

 そして最後はこちら、出雲から1時間ほど車で東へ移動した宍道湖沿岸にある、『SOL JAPAN』さまです。こちらも古くから代々続く鮮魚店、現在の3代目が、宍道湖や山陰の美味しいお魚をもっと知ってほしいと、なんと海外輸出まで手掛ける会社さまです。ニューヨークのレストランに国産魚介類を冷凍して輸出。しかも、レストランでの提供メニューに合わせた下処理を施すなど、こだわり満載でした。実はBon Quish向けにどうやって納品すればいいかを検討いただく一環で、今年1月のBon Quish試作会にもお越しいただいた、とても熱心な会社さまです。

 産地訪問をするたびに感じることですが、多くの水産加工会社さまは3代目が多く、各々が日本での魚食量衰退に危機感を覚え、いかに美味しく楽しく簡単にお召し上がりいただけるか、熱心に考えて取り組む会社さまが多いこと。Bon Quishを作ったきっかけも、日本のみなさまに、もっと国産水産物をお召し上がりいただきたいという思いがあったからですが、日本の水産業の未来を担う若い方々がこのように熱心に取り組んでいることに、毎回心が熱くなります。Bon Quishも微力ながら、若い方々の飛躍に貢献したいと心を新たにした出雲出張でした。

 ちなみに。。。実は魚だけではなく、食肉公社さまで牛や豚の製造工程も見学しました。魚も肉も、命をいただくということだと実感した次第です。(ちょっとグロテスクになるので記載は控えます。。。)


 今回長くなってしまいましたが、お楽しみいただけましたでしょうか。

 来月はもうGW真っ最中のお届けですね。もし連休中にお出かけの方は、マイページからお届け日変更してくださいね。

 それでは、来月もBon Quish通信でお目にかかることを楽しみにしています!

商品同梱時紙面の画像データはこちら


これまでに発行してきたボンキッシュレター(旧ボンキッシュ通信)はこちらからご覧いただけます!