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紅ずわいがにの産地、鳥取県境港市へ行ってきました!
皆さまこんにちは、おさかな料理の定期便Bon Quish(ボンキッシュ)運営スタッフです。全国各地のおいしいおさかなを使ったBon Quishのお料理をお楽しみいただき、本当にありがとうございます。
Bon Quishは来月12月で発売開始から1年を迎えます。この1年、皆様にご愛好いただきましたことを、心より御礼申し上げます。販売開始後、色々なお料理を開発してまいりましたが、並行して、みなさまに召し上がっていただきたい食材を探しに、日本各地の産地も訪問していました。
不定期にはなりますが、今後みなさまに、Bon Quishでつかっているおさかなの産地やおさかなの由来などをブログでご紹介したいと思いますので、どうぞよろしくおねがいします!
ということで、産地訪問ご紹介第一弾は、『鳥取県境港市』です。11月の定期セットに、『鳥取県境港市産 紅ずわいがにのおかゆ風』がありますが、まさにこのお料理の紅ずわいがに産地です!
まず、境港市ですが、境港に「市」がつくと「さかいみなとし」、漁港としての呼び名は「さかいこう」というそうです(知らなかった。。。)
境港漁港は、日本有数の漁獲量を誇る漁港として有名です。訪問したのは今年7月だったのですが、漁港と隣接する地方卸売市場に、最新の衛生設備が導入された直後で、最新の施設を見学することができました。
まず、かなり広い敷地にびっくり。沖合操業のまき網漁で獲れた魚は、海上で「積み荷船」に積み替えて港に入るのですが、こういう大型の積み荷船が着岸する岸壁と、地元漁師さんが鮮魚を水揚げしセリにかける場所、生マグロを水揚げ&解体する場所、さらにはしらすの水揚げ場所も新設するなどそのスケールの大きさはもちろんのこと、魚種や船のサイズ、操業形態に合わせてスムーズに荷下ろしからセリまで進めるように設計されており、さすが山陰地方最大の漁港、獲れる魚や働く方々への配慮がすばらしかったです。
ちょうど積み荷船着岸エリアに、大量のイワシを積んだ船がイワシを一気に水揚げしていました。間近で見ましたが、圧巻です!こぼれていたイワシがちょっともったいない。。。
今回Bon Quishでご用意した紅ずわいがには、境港が全国1位の漁獲高なのです。訪問が7月~8月の禁漁期に当たっていたので、水揚げは見れませんでしたが、すぐそばの水産物直売センターでは、直前に獲れた紅ずわいがにが売られていました。
真っ赤な色は、約2000メートルの深海に生息しているからだそう。境港から約50キロ北にある隠岐の島周辺で獲り、積み荷船に移し替えて漁港に戻って、水揚げされます。
そんな紅ずわいがにですが、以下のように、籠を海底に仕掛けて獲るそうです。しかもこの籠を海底に仕掛けてから、蟹が籠に入るまで約1週間、船は隠岐の島周辺の海上で待機するとのこと!すごいですね。またこの籠には仕掛けがあり、小さい穴から小蟹やメス蟹は逃がす工夫が。紅ずわいがには、資源管理上、成長した雄蟹のみ漁が許されているそう。おいしくいただきながらも、資源管理にも熱心な姿勢が伝わってきます。
このように大切に水揚げされた紅ずわいがにをBon Quishではおかゆ風に仕上げました。紅ずわいがにの上品な甘さを堪能できるお料理です。ぜひ、Bon Quish定期セットでお楽しみください!
ちなみに境港は、生の本マグロの名産でもあります。6-7月のみ水揚げが許される、とっても貴重なマグロ。訪問前日に、今年の漁が終わってしまったそうで、今年最後の生本マグロ赤身を、ギリギリでいただくことができましたが、やはり絶品。生だからこその酸味がある深い味わいでした。来年、魚屋さんやスーパーで生本マグロを見かけたら、ぜひ産地をチェックしてみてくださいね。(いつかBon Quishでも使ってみたい。。。)
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